みなさまのご高配を賜り先日、開院三周年を迎えることができました、南池袋メンタルクリニックです。
3年前の開院時点でコロナ禍であり、感染拡大を防ぐための感染対策を続けて参りました。
みなさまのご協力のおかげで、当院では開院後から新型コロナウイルスを始めとした感染症の院内流行が一例も発生せずに診療を続けることができました。
月日が流れ、政策上は新型コロナウイルス感染症が本年5月に感染症法上5類に移行し、コロナ禍は過ぎ去ったようにみえます。
しかし、感染者数の調査方法が全数把握から定点観測に変わってからも、本年9月をピークに増加を続け、以後減少しても現在まで発生は確認されています。
※参照:新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関する情報(東京都感染症情報センター)
新型コロナウイルス感染症の治療薬や入院医療費の公費負担も徐々に縮小し、来年3月末で終了予定であり、感染後の医療費自己負担も増加しております。
※参照:10 月以降の治療薬、入院医療費の公費負担の取扱いについて(東京都保健医療局)
また、インフルエンザは本年中にすでに流行期に入っています。
※参照:インフルエンザの流行状況(東京都感染情報センター)
一方で各種感染症の治療に用いる咳止め薬などの医薬品が供給不足となっており、感染後に十分な医療が受けられない恐れも出ています。
※参照:せき止めなど医薬品供給不足で製薬各社に増産要請 武見厚労相(NHKニュース)
このような状況では、感染対策を緩和して感染拡大を招くことこそ防がねばならないと当院では考え、感染対策、とりわけマスク着用必須の方針を堅持して参ります。
引き続きみなさまにご不便をおかけいたしますが、院内の安全・安心のためご協力の程よろしくお願いいたします。