こんにちは。南池袋メンタルクリニックです。
一昨日から緊急事態宣言は解除されておりますが、新型コロナウイルス感染者数の減少は鈍化しており、ワクチン接種の進行も遅いことから、今後も警戒が必要な状況です。
一方で、今後気温が徐々に上がり、マスクの着用に不便な季節となってきます。
今回は上記の状況を踏まえた当院でのマスク着用の方針を説明いたします。
まず以下の表をご覧ください。
(出典:国立大学法人豊橋技術科学大学令和2年度第3回定例記者会見資料)
一見すると不織布マスクが高性能で、ついで布マスク、ウレタンマスクは低性能に感じられます。
しかし、この効果は「厚生労働省が示す正しい着用方法」が前提になっております。
鼻や口を完全に覆って、マスクと顔を密着させることでこの表のような性能を発揮します。
つまり不織布マスクといえども鼻や口を露出したり、顔とマスクに隙間が残ったりして着用しても性能が低下する恐れがあります。
このため、当院ではご来院時のマスク着用について
マスクの材質を問わず、正しい方法で着用することを重視します。
もちろんフィルター性能を考えると不織布マスクが望ましいですが、夏季の熱中症を始めとしてマスクによる体調不良の可能性も考えて、各人にとって着用が可能な材質のマスクをご着用いただければと存じます。
なお、当院の職員は全員不織布マスクを着用いたしておりますので安心してご来院いただけます。
また、マスクの生地が顔に密着して苦しくなるという方には、このようなマスク用インナーフレームという製品もございます。
装用感に個人差があるため特定の商品の紹介は控えますが、100円ショップや各種通販でも取り扱いがあります。
ご参考になれば幸いです。
当院では、季節や患者様の事情も考慮した感染対策を行いたいと考えておりますので今後ともよろしくお願いいたします。